荀子

是々非々/正しきを「是」とし、誤りを「非」とする公平な姿勢

出典:荀子是々非々とは「是々非々(ぜぜひひ)」は、感情や利害にとらわれず、公正に物事を判断する態度を表す格言です。物事を感情や立場によらず、公正・中立な立場で判断しようとする態度を示します。この言葉は、古代中国の思想家である荀子(じゅんし)...
孔子

多言は敗多し/孔子が語った「口は災いのもと」現代ビジネスに響く教訓

出典/論語「多言は敗多し」とは「多言は敗多し(たげんははいおおし)」とは、「言葉が多ければ、それだけ失敗や過ちも増える」という孔子の教えです。これは、現代のビジネスパーソンにとっても、極めてリアルな戒めです。プレゼン、SNS、営業、雑談――...
孟子

浩然の気/天地に満ちる剛健のエネルギー

出典:孟子「浩然の気」とは戦国期の儒者 孟子 は、弟子に「浩然の気(こうねんのき)とは何ですか」と問われ、次のように答えます。「言語に尽くしがたいが、きわめて広大で剛健。まっすぐ正しく養えば天地の間に充満する。ただし「道」と「義」を離れれば...
成功

上善水の如し/水のように柔軟に周囲に適応する

出典:老子 道徳経「上善水の如し」は、老子が説いた理想の生き方を象徴する言葉です。「もっとも良い生き方は水のようである」と解釈され、人間の行動や生き方において、柔軟で調和を重んじ、周囲の環境に適応する姿勢の重要性を説いています。柔軟であるが...
荘子

大を爲すは、以って大と爲すに足らず/ ほんとうに“大きな仕事”とは何か?

出典:荘子「大を爲すは、以って大と爲すに足らず」とは?「大(だい)を爲(な)すは、以(も)って大(だい)と爲(な)すに足(た)らず」とは、自分が行った仕事を「大きな仕事」と考えるような思考または人間は、とうてい大きな仕事はできないという意味...
老子

大道廃れて仁義有り/老子の危機感を悟る

出典:老子大道廃れて仁義有りとは?大道廃れて仁義あり(たいどうすたれてじんぎあり)とは、老子の「大道」と呼ばれる“自然の摂理”や“万物を貫く根源的な道(タオ)”に従って生きることを理想とします。人間社会においても、この大道に則った状態であれ...
荘子

万物斉同/荘子に学ぶ、対立を超える思考法

出典:荘子「万物斉同」とは「万物斉同(ばんぶつせいどう)」は、中国古典『荘子』に登場する思想で、「すべてのものは本質的に等しく、対立や区別は人間の主観に過ぎない」という荘子の根本理念のひとつです。この言葉は、万物を一なるものとして見る達観の...
失敗

疑心暗鬼/疑いの心が“鬼”を生む

出典:諸説あり 疑心暗鬼とは疑心暗鬼(ぎしんあんき)の故事の話し。ある人物が家に宝物を隠しておいたところ、それが見つからなくなります。盗まれたと思った彼は、しだいに周囲の人すべてが怪しく見えてきて、誰も信じられなくなっていきます。すると、木...
成功

乾坤一擲/人生を懸けた瞬間 決断のとき、あなたは何を賭けるか?

出典:韓愈『過鴻溝』乾坤一擲の原典「乾坤一擲」(けんこんいってき)は、唐代の名文家・韓愈(768〜824)が詠んだ詩『過鴻溝』(こうこうをすぐ)の中に登場します。その詩の中に、次のような一節があります:項王使人言沛公曰:『願與沛公挑一劒。沛...
成功

不撓不屈/折れない心を育む四字熟語の力

出典:漢書不撓不屈とは「不撓不屈(ふとうふくつ)」という言葉の出典は、中国・前漢の歴史書『漢書(かんじょ)』です。『漢書』は、後漢時代の歴史家・班固(はんこ)によって書かれた、前漢の歴史をまとめた正史で、『史記』に続く中国古代史の基本文献の...
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