教訓 呉越同舟／憎しみあっても、難局では協力する
出典：孫子 「呉越同舟」とは「呉越同舟（ごえつどうしゅう）」は、中国春秋時代（紀元前8世紀～紀元前5世紀）に敵対関係にあった呉（ご）と越（えつ）の国の人々が、偶然一そうの船に乗り合わせ、嵐に遭遇した際に力を合わせて難局を乗り越えたという逸話...
教訓 
孔子 琴を鼓するを師襄子に学ぶ／演奏から作者の精神性を見抜く
出典：論語 出典と概要「琴を鼓するを師襄子に学ぶ」は、『史記』や『論語』などで由来する故事で、孔子が音楽を通じて深い教養と感性を育んだエピソードを示しています。この逸話は、孔子が自身の思想形成において、音楽の重要性をいかに重視したかを伝える...
荀子 青は藍より青く藍より青し／学びと成長の無限性
学びと成長の無限な可能性 出典：「荀子」勧学篇「青は藍より青く藍より青し」は、中国の思想家・荀子（じゅんし）の著作『荀子』に記された有名な故事です。この言葉は、弟子が師の教えを受け、さらなる高みへと到達すること...
墨子 不偏不党／公正を貫く墨子の教え
出典／墨子不偏不党とは「不偏不党（ふへんふとう）」とは、「偏らず、党派心を持たない」という意味で、物事を公平かつ中立に判断することを指します。ここでの「偏」は偏見を持つこと、「党」は一方的な味方をすることを指します。「不偏不党」とは、個人的...
友愛 一期一会／一瞬のひとときを大切にする日本の精神
出典：『茶湯一会集』千宗旦出典と歴史的背景「一期一会」は、江戸時代の茶人である千宗旦（せんのそうたん）の著書『茶湯一会集』から広まったとされています。この概念のルーツは、彼の祖父である千利休（せんのりきゅう）の茶道哲学にあり、茶会における「...
失敗 魑魅魍魎／混沌と恐怖のシンボル
出典：春秋左氏传（左丘明）魑魅魍魎とは魑魅魍魎（ちみもうりょう）」は、日本語でも広く知られ、「さまざまな化け物や妖怪」を表す故事成語です。現代では、混乱した状況や複雑な問題や私欲のために悪だくみをする人たちへの比喩的に表現する際にも使われま...
ビジネス 順風満帆／追い風に乗って順調に歩む
出典：特定できず順風満帆とは「順風満帆」とは、文字通り「順（したが）う風に満帆（まんぱん）」を張って船を進めるように、すべてが順調に進むさまを表す言葉です。背後から追い風が吹いている状態なので、船はに前に進んでいきます。このことから、「物事...
孫子 「孫子の兵法」の概要
「孫子の兵法」について『孫子』は全13篇にまとめた現代までに大きな影響を世界的に与えた兵法書です。戦争（競争）に臨む前に必要な「計画」や「戦略」を示し、現代のビジネスにおいても、競争市場での計画立案や意思決定の指針として非常に有用です。下記...
失敗 三人虎を成す／噂に惑わされないリーダーシップの極意
「三人虎を成す」は、虚実を見極める力の重要性や、噂がどのように影響を及ぼすのかについての深い洞察が込められています。
ビジネス 玉石混交／価値と無価値の混在
出典：『抱朴子』外編巻32「尚博」玉石混交（ぎょくせきこんこう）とは玉（美しい貴重）と石（価値のない）が混じり合っている様子を表現しています。広義では、物事の中に価値のあるものと価値のないものが入り混じっている状況のことを意味します。故事の...